やけどに必要なのは的確な応急処置です。水ぶくれにならないように日焼けの際にも気をつけて対処しましょう。アロエや味噌など安易に使用するのは危険です!また、やけど虫やドライアイスでのやけどの処置もご紹介。
やけどの症状には3段階あります。1は日焼けなど、ヒリヒリする程度で水ぶくれができない状態。 処置には洗面器に水を張るか流水で患部を冷やします。その後清潔なガーゼで水分を拭きとったら 数日で治ります。2は水泡ができ、強い痛みがある場合です。1と同じ要領で冷やし、水泡ができた場合絶対につぶさないように気を付けます。 昔は水泡ができると潰して直すのが主流でしたが、傷口から雑菌が入りやけどが悪化したり跡が残ったりしますので、現在では潰さない処置に 変わりました。やけどの範囲が広く、痛みがひどい場合には病院へいきましょう。3は患部の皮膚が白くなっていたり弾力がない、冷たいなどの 症状がありますが、神経が破壊されているため痛みは感じません。冷やす必要はなく、一刻も早く医療機関へかかりましょう。また、やけどには アロエを貼ったり味噌やしょうゆを塗るなどの処置をする人が多いですが、アロエを貼ると雑菌が傷口に入る可能性がありますし、 味噌やしょうゆを塗ると熱傷部分の状態が分かりづらくなりますので、何も塗らずに病院へ急ぎましょう。
やけど虫(アオバアリガタハネカクシ)は、見た目はアリに似ていますがかなり毒が強いので要注意の害虫です。 体にアメ色の部分を持ち、全国どこにでも生息していますが灯りに集まってきますので人への接触が多い虫です。 やけど虫は皮膚にとまっただけで毒である体液が付着し、やけどのような症状が現れますので、 家の中や皮膚にとまっているのを見つけたら潰したりせずそっと外に逃がしましょう。 症状としては、やけどのように赤くただれヒリヒリして水泡ができ、その後膿を持ちます。 毒が目に入ると失明する危険性もあります。痛みのピークは2〜3日後にくる場合が多いようです。皮膚炎に気がついたらすぐに 病院へ行くことをオススメします。
ドライアイスを素手で触るとやけどをするのは誰もが知っていると思いますが、正確にはやけどではなく「凍傷」です。 ですので、凍傷になった場合の応急処置はやけどとは異なります。ドライアイスを触ると冷たすぎて皮膚やその下の肉が凍ります。 この場合の処置は徐々に温めなくてはいけませんので洗面器にぬるま湯をはり、少しづつ温めていくとよいでしょう。 凍傷は、ひどい場合は患部を切除しなければならないこともあります。また、雑菌が入って患部が化膿するととても重い症状になりますので、 凍傷になったかもしれないと感じる場合は、患部を清潔にして病院へ急ぎましょう。